発表資料2 分科会第7回その2

12/2に開かれた分科会で配布された資料2の続きです。
前回は運転前に設備を変更した場合と、運転後に変更した場合、の取り扱いでした。
今回は調達価格の決定時期についてです。


 資料2 固定価格買取制度の運用改善案について

調達価格とはFITと同じと思ってよさそうです。
趣旨は、買い取り価格FITをどの時点で決定すべきか検討しましょう。ということですね。

決定したわけではなく今の段階では提案です。

いままでの手続きの流れは、大雑把に
→1設備ID取得(調達価格決定)
→2電力会社へ連係申し込み
→3電力から連係負担金の回答
→4電力会社へ負担金支払い(契約成立?)
→5施設の工事
→6送電開始(運転開始)

私はIDをもらった日がFITの決定日だと思ってたんですが、電力会社に申し込んだ日なのかな。
まあ通常1と2はほとんど同時じゃないかな。

いままでIDをもらったらFITはずっと固定でした。
私は6/18にIDを取得したので32円です。実際の運転開始がいつになろうと32円は変わらないことになってました。FITは年々下がるので、早めに権利だけ獲得して、実際には動かない物件もあるようです。たとえば電力会社へ負担金を払っていなかったり、払っていても工事に入っていない例があったんですね。いろいろ事情があったとは思うんですが、中には太陽光設備の相場が下がるのを待っていたり、土地の転売目的に取得した人がいたようです。

あくまで商工会議所の提言ではありますが、このような行為は再生エネルギー普及の趣旨ではない、違法行為と見なすべきと強く非難しています。

電力会社は申し込みを受け付けたら容量を確保する事になっています。ところがいつまでたっても開始しない人がいるもんだから容量は確保したまんまで、次から次に申し込みだけが増えていきます。 稼働していないのに残された容量は減るので九電はニッチもサッチもいかないわけです。

それもこれも、FITが高すぎたのと、権利を簡単に取得できてしまうことが原因でした。
申し込んだ人の中には、あまりにも高額な連係負担金にひるんで先に進みたくても進めない人もいたと思うんですが・・・

そのへんを変えていこうということですね。

めんどくさいんで一部を抜粋していきます。文章が難しくて3回読んでもよくわからん・・・


■調達価格の適用時期を、なるべくコスト構造が確定するタイミングに近づける(接続契約時?か運転開始時か?)

買い取り価格FITは太陽光設備の建設コストを考慮して決めています。建設費は少しずつ下がってるんだから、最初のIDを取得した日じゃなく、中間の接続契約時か、最後の運転開始時のほうがコストに見合った時期ではないか?と言ってるんですね。

賦課金を払わされている消費者の事を考えたらFITは安い方がいい。そんなら最後の最後、運転開始時のFITにしましょうか?となりそうですが、現実はそうはいきません。 再生エネルギーの事業者としては事業計画ってもんがあります。 運転開始時のFITなんて事になったら、完成するまでいくらで電気を買ってくれるのか分からない事になります。もうけが分からないんだから返済の計画がたてられません。そんな事業に銀行は金貸したりしないし、社内的にGOサインは出せませんよ~と言うことですかね。FITが当初と変わっていなかったとしても、最後の運転開始時だと土地代、工事代金の支払いとかの資金繰りがありますし。

じゃあ中間の接続契約時はどうでしょう?となったみたい。


今回は現行制度を前提に、仮に調達価格の決定時期を接続契約時点まで後ろ倒しすることとした場合の論点について検討することとする。

そう言うわけで第7回の会合では、FITは接続契約時点とした場合について考えましょう、と言うことです。けっして接続契約時に決めたわけではないんですね。


さらにこう書かれています。 
■FITを運転開始時とする案については、今後改めて検討することとする。
運転開始時の案を排除したのではなく今後検討する、と言うワケです。

たとえば保留になっている物件が復活したら、賦課金はものすごい額になると言われています。
問答無用で電気代を払っている消費者はこれ以上電気代が上がったら怒るに決まってます。資料1では国民負担のバランスも重要と書かれていました。消費者の事を考えたらFITは出来るだけ下げたいでしょうね。その点を重要視されたら運転開始時のFITにすべきと風向きが変わるかもしれません。
消費者の観点もより重要な検討事項になるはずです。
保留になってる物件は九州がほとんど、しかも大規模。
九州の電気代を北海道の人が払っているとは騒がれたくないですからね。


ただ接続契約時のほうが無難な気はしますね・・・現実的ラインではあります。


あとは電力会社の事務処理能力を考慮する必要性と、接続契約の締結に当たり提示する「工事費負担金」の算定根拠を可能な限り透明化も検討すべきと書かれてます。

負担金の透明性、公平性の必要性を何度も書いてきました。
もしかしてここ見てるんじゃないの?(^-^)



ここにも保留問題については言及されてないですね。

保留物件も新制度に当てはめる気がしてきたなあ。
私は回答保留は解除されたけど、負担金の回答が遅い場合、もしかしたら支払い(接続契約)が遅くなってFITもその時の時価になる可能性はあるんじゃないかな。

もしそうなら大幅に見直さなくちゃなりません。
保留になっている人、負担金を払っていない人、は猶予期間が設定されるといいんですが。

新制度はたとえば4/1施行で、そこからは一切合切、時価FITとかになるんじゃないかな。

恐ろしい事態だなあ。負担金の回答を急ぐように催促してみるかな。


これを読んだ限りでは、分科会でまだ検討するみたいですね。
最終決定はもしかしたら来年?
 
あと安部さんの地方創世と絡める時間がなかったのは実に惜しいことです。
地方の農家が取り組めたらいいのになあ。
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